ラッカセイを忘れていた

稲穂が風にそよいでいる。ウオーキングコースに広がる田んぼは一面穂を出している。このあたりはコシヒカリで8月下旬から9月上旬が刈り入れになる。もうそんな季節になった。稲穂の波とはよく言ったもので、風に波打つさまを眺めている。青い海に白波が立つ。
↑7月上中旬に咲くラッカセイの花
↓いま現在のラッカセイの姿、収穫まであと2カ月

ことしも夏野菜を順次書いてきた。わが菜園の野菜たちの育ち具合を見てきた。ひとつだけ見落としていた。ラッカセイだ。ラッカセイは地味だ。目立つのは鮮やかな黄色い花を咲かせるときぐらいなもの。花を咲かせるとひそかに地中に潜ってサヤをつける。こちらがやることといったら土寄せぐらいなもので手がかからない。
花が次々と咲くのは7月上中旬。梅雨時だけにその黄色は目立つ。その時にカメラを向けたのだが、それ以降はすっかり忘れていた。いまが背丈が伸びて、株が大きくなっている。収穫は10月だ。
昨年収穫したものがまだ残っている。殻つきでカラカラに乾燥させてある。残っているものは粗末にしがちだ。そろそろ食べなければいけない。煎って食べることにした。しかし殻をむくのが面倒だ。自分の口に入るのだから手間を惜しんではいけない。フライパンで乾煎りしながらながら、つまんでは歯ごたえを確かめる。まだ湿っている。もう少し煎る。カリッとした歯ごたえになかなかならない。もういいだろう、いやまだだ、といいながらだいぶつまんでしまう。
乾煎りはここだという加減がわたしには難しい。このへんかなと首をかしげながら火を止める。ポリポリと食べてしまう。ラッカセイは取れたてをゆでるのがいちばんだと思っていたが、乾煎りも意外とうまいものだなと知った。うまいと感じると殻をむく面倒が苦にならなくなる。

